航空整備士、グランドハンドリング、グランドスタッフ、エアカーゴ、マーシャラーをめざすなら東日本航空専門学校
学科紹介
職業実践専門課程
2年制・男女20名
2023年12月20日
飛行機をご利用されるお客さまは、どのような方がいらっしゃると思いますか?小さなお子様連れの家族、日帰り出張のビジネスマン、実家で出産をされる妊婦さん、退職祝いでご旅行されるご年配の夫婦など様々です。その中には、搭乗されるにあたり、何らかのサポートを必要とされるお客さまもいらっしゃいます。
エアポートビジネス科の2年生は、耳や目が不自由な方をお招きして、手話・白杖・高齢者体験を実施しました。「一緒にご案内いたします。」など、空港で使用する手話表現や、搭乗口までご案内する際の、細かい対応や声がけの仕方を教えていただきました。
学生達からは、
・目の見えない方をご案内する際には、階段の幅や段数など、数字で具体的に説明することが大切であると学びました。
・障がいは、その方の一部(個性)にしかすぎないと感じました。
・手話でお話しする際は、表情も大切だとわかりました。
・高齢者疑似体験では、思うように動けなく、もどかしい気持ちになりました。
・白杖体験では、目から情報を得ることが出来ない為、周囲の情報がわからず少し怖かったです。
といった感想が聞かれました。
また、担当の講師の方からは、「障がいを持っている人は高齢者ばかりではないので、子供に話す様な言葉遣いや、大声で話す必要はない。」とのお話もあり、マニュアル通りではなく、お客さま一人ひとりにあった対応の仕方の必要性を実感させられる授業でもありました。
手話体験の様子
高齢者体験の様子
白杖体験の様子
学生のみなさん、空港での対応の仕方をイメージしながら学ぶことが出来ましたか?今回学んだことを空港ですぐ活用できるよう、残りの実習授業でも積極的に挑戦していきましょう。
岩沼市社会福祉協議会とたけこま会の皆さま、黒田さん、森さん、貴重な体験を実施いただきありがとうございました。