エアポートビジネス科2年生は、岩手県にある「いわて花巻空港」にて旅客ハンドリング業務、航空貨物取扱業務の研修を行いました。
研修にご協力いただいたのは、カラフルな機体が特徴のフジドリームエアラインズ （以下、FDA）の地上業務を行っている株式会社エスエーエスの皆様です。

まずは2班にわかれ、順を追ってカウンター業務（旅客ハンドリング）について説明を受けました。説明を受けている間にも、別のスタッフの方が実際のお客様を接客しており、学生たちは緊張を持って業務の様子を伺っていました。

次に、カウンターの裏側の事務所にて「航務業務」の様子を見学しました。
航務業務とは、航空機の発着に伴う各種調整を行う仕事で、旅客や貨物の重量バランスを調整・管理したり、運航ルートの気象状況や到着空港の情報を把握しパイロットを支援する業務です。

その後は、ソーティングという場所で手荷物取扱作業の工程説明をうけました。
ベルトコンベアから流れてくる手荷物を、バルクカートへ積込む作業について説明していただいたのは、本校OBのグランドハンドリングスタッフの方々。先輩が働いているということで一気に緊張の場が和みました♪

続いて、出発ゲートにて搭乗手続きを見学します。
搭乗予定の方が全員機内へ入られるまでの大事な仕事です。グランドスタッフの方が客室乗務員へお客様情報の引き継ぎを行った後、機体のドアを閉めます。今回は特別にPBB（Passenger Boarding Bridge／搭乗橋）の中からその様子を見学させていただきました！

最後にランプにて、グランドハンドリングの様子を見学！
その後、出発便のお見送りを全員で行いました。プッシュバックの閒、パイロットさんがこちらに手を振ってくれます。FDAのパイロットさんはとても優しくフレンドリーです。

出発便がランプから滑走路へと向いはじめたら、次は搭乗しているお客様に手を振ってお見送り。機体の窓からお客様は手を振り返してくれるとこちらも嬉しくなります。このコミュニケーションは空港の仕事の醍醐味ですね。

今回の研修では、一連の空港業務を理解することができました。FDAそして株式会社エスエーエスのスタッフの皆様、お忙しい中、丁寧に説明していただき本当にありがとうございました。